日記帳。



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2oo3.12.18____ふたあけて 湯そそぐ ラーメン大好き小池さん

あまりにもビンボーなので、近所の99円コンビニでカップラーメン買って、そいつを夕食にとグツグツグツグツ雪平なべ。



沸騰したので、さてお湯を注ごうと、カップメンのパッケージをはがしてビリビリプチン。ふたをペリリ。リ。と。



するとどうしたことか、「かやく」が入っていないではないか。カップの底の麺の上に、スープの素だけたたずむ一つ。



カップの側面には書いてあります。
「かやくとスープの素を取り出して・・・」



かやく?入っていませんよ。



あらら。



あらら。



あらら!



こんな貧乏人の、こんな貧相な食事から、かやくを奪う神はいかなるものぞ。金持ちのラーメンからメンマとナルトを奪えばええねん。





ふりかかる不幸も累進課税であればよいと思う冬の雨。



2oo3.12.2o____松雪泰子も佐賀 公表してねぇ

松雪泰子 公式ホームページ

プロフィールのページ



2oo3.12.23____CAN YOU CELEBRATE?

土曜日に、名古屋に初雪が落ちてきました。
だもんで衝動的に「雪」をテーマに詩を書いたりしていたのですが、次の日に読み返すととてもここには載せられない内容でありまして、けっきょく闇に葬り去るしかない状態です。なかなか一般ウケする文章は書けないもんだなー、という想いが心に冷たい一片の雪、腐れポエマー望月ですこんばんワ。

風のうわさで聞いたのですが、奥菜恵が結婚するらしいです。なにやらIT関連の会社の社長と結婚するのだと。や、めでたい。

最近、有名女優さんがどかどか結婚してゆきますね。確か広末涼子も結婚するとかしたとか。

別によく考えたら、それに対して「めでたい」とか「よかったね」とか思う義理はないわけです。「めでたい」のか「よかった」のかは本人の主観による概念であって、客観によって、あるいは客観もなしにそれと決め付けることが正しいはずがないのです。
だからインタビューを受けたほかの芸能人が異口同音に「めでたい」「ああめでたい」言うのはやっぱり気持ち悪い。結局ここでいう「正しい」とは、「彼女らの結婚が『めでたい』こと」ではなくて、「彼女らの結婚に対して『めでたい』と言うこと」なのだな。形式的に答えることが一番「正しい」のだろう。あまり目立ったことを言ってはいけない。マスコミが信頼されていないことのよい表れである。マスコミも芸能人とのアイダガラをもっとうまくやっていかないと、そのカメラに何の真実も映らなくなってしまいますよ。

でも、ま、ぼくは特に広末氏に対しては、真実として「よかったね」と言うことができます。たとえばまた急に泣き出したり、また急に知り合いに中身の入っていない封筒を送りつけたりとかする前に、なにかエマージェンシーを気付くことのできる人が近くにいることは喜ばしいことです、同じ自分を見失いやすい者としての意見ですが。



で、ふつーに話は変わりますが、奥菜恵といって思い出すことで、高校時代の思い出があります。
まだ「おきなめぐみ」と読むことさえ浸透していない7、8年前、クラスが彼女の話題でもちきりになったことがあります。

友1:
「奥菜恵ってイイよな!」

友2:
「ああ、イイよな!」

ぼくはその当時、テレビ画面から女性の魅力を読み取るという高等技術に関して心得るところがなかったので、その会話を後ろから傍観していたのですが。

友1:
「望月もイイと思うよな!」

そんな感じで会話が飛び火してきたのです。

友も「こんな最先端の女優情報など望月にはわからないだろう」と思いながら訊いてきたのかもしれない。実際、よく考えると、オキナ何某の顔もあまり思い出せない。しかし残念なことに、ぼくはケッコウ雑学を知っているほうであり、名前くらいは聞いたことがあり、ちょっとした情報は知っていたのだ。
そこでぼくは、こう答えたのだ。



望月:



オキナメグミって・・・、



あの・・・、



8月6日生まれでO型の・・・?






その日から、ぼくを見る友の瞳に、「変態」の二文字がはっきりと映るようになった。



2oo3.12.24____Santa Claus Is Comin' To Town

今宵、街はサンタで溢れかえっている。

道を歩けばガラスの向こうに、サンタ、サンタ、サンタ。

右を見ればサンタ。左を見ればサンタ。

オーイエーサンタ。やっほいサンタ。


コンビニに入れば、ファーのついた赤い服でレジを打つサンタ。

サンタ:
「ついでにクリスマスケーキはいかがですかー。1000円からありますよー。」


ちょっと裏路地に入れば、『夢物語』と書かれた看板を担いで、静かに詰め寄るだみ声のサンタ。

サンタ:
「おにいさん安くしとくよ。30分4000円。」




『文化とは商業がからまなければ永続しないのだろうか』
とぼくが書いたのはちょうど一年前の話で、けっきょく商業によってその存在が確立された「サンタ」は、いまや当然のように商業に利用されている。そういった意味での「サンタ」にとって、クリスマスプレゼントは「購買意欲」なのだろう。コカ・コーラ色の服を着た、経済的負担をどう捻出しているのか分からないが毎年良いコにプレゼントを配ってまわるおじさんというのは、一種「商業の神様」的な存在になっているのかもしれない。
人間がつくり出した神様。
そういった意味では「現代の」神様の中ではもっとも原始的な神様の一つなのだろう。他の神様より身近に感じられるのは、サンタの足に絡み付いた商業の鎖のために他ならない。うまいぐあいに人間に捕まってしまったあわれな神様、サンタクロース。最後にはイメクラのポン引きにまでされるサンタクロース。サンタもそろそろ怒っていいはずだ。


辞書で「サンタクロース」とひいたら、下の方にこんな意味があった。

Santa Claus
[米俗] 寛大な男.




ホントにサンタクロースって寛大なんだな、と思わされるホーリーナイト。



2oo3.12.27____ハートを磨くっきゃない

きのうは研究室の恒例行事、大掃除があったのです。
みなさん真面目すぎ。マジメに掃除しすぎ。びっくりです。
普段は絶対に触ることもないような、棚の上だとか、部屋のカドの方まで念入りに磨きあげる学生たち。いいかげんに掃除しようとしていたぼくは、ひどくびっくりしました。

ま、たぶん
「大掃除」
の定義に近いほうはどちらの人間かと問われれば、明らかに「自分以外の学生たち」と答えるしかないわけである。キレイな意味での「正しい」を基準として0セットすれば、ぼくは確実に「正しくない」。だから「おまえが手抜きなんだよ」と叱咤されても致し方ない状況ではあるのだが、それにしてもみんな、がんばりすぎ。おかしい。何だか狂気じみている。そんなもん、気が付いた人がちょこちょこっと随時やっていけばいいだろう、というようなところまで、一斉にひっくり返しだす。ぼくは頭が痛くなりました。


ぼくの部屋は汚い。
そんな話をすると、みんな
「あ、ぼくの部屋も汚いですよ!」
などと軽々しくクチにするが、話を聞くと「本が散らかっている」とか「ゴミ箱にゴミが入っていない」とかオコチャマなレベルで汚いだけだったりする。汚い、という言葉よりも汚さを表す語彙を知らない、自分のボキャブラリーの無さを悔やむばかりです。
「ゴミ箱がどこにあるのかが分かる時点で、君の部屋は汚くないのだよ。」
優しくそう肩をたたいてやりたいが、キレイ好きの人間にそこまで深く入り込んでケガすのは趣味ではないので、返事は「ふーん、そうなんだ。」。

ぼくが自分の部屋のイチバン奥に行きたいとき、いくつかの障害を乗り越える必要がある。ゴミや服や本を蹴っとばさなければならない。棚からは日々何かが落下してきて、足元のなにかと混じりあう。ゴミを押しながら前進する姿は、あたかも三次元の倉庫番。
数カ月前、靴を履いたところで忘れ物に気付いて、土足のまま部屋に取りに戻ったことがあったが、そこで部屋のまん中に置いてあったまな板を踏んでしまったときはさすがに「掃除しようかなー」と思ったものである。もちろんしていない。


そんな自分だから、研究室の掃除にヤッキになっているみんなを見ると、ちょっと困ってしまう。やっぱり理学部に進もうと考えた人間というのは、なんだかんだいってマジメなんだろうなぁ。ワタシにはついてゆけない。

そんなふうに独り孤立しながらも、
「部屋のスミは、ゴミをためておくための場所だ!」
と主張し続けるぼくが、いちばん狂気。



2oo3.12.28____泣きなさい 笑いなさい

M−1グランプリ大予想ーーーー!


優勝:フットボールアワー
2位:笑い飯
3位:麒麟
4位:千鳥
5位:2丁拳銃
6位:スピードワゴン
7位:アメリカザリガ二
ケツ:りあるキッズ


どーだろうか?このメンバーじゃ、フットボールアワーしかいないと思うのだがなぁ・・・。
個人的には「おぎやはぎ」が好きなのだが、敗者復活してこないかなー。
りあるキッズはムカシつまらなかった記憶しかないので。

ま、有馬記念も本命が来たから、M−1もこのベッタベタな予想とそう変わらない結果になると思うな。うん。



2oo3.12.29____てるやまもみじ

M−1グランプリ答えあわせーーーー!


予想結果
優勝フットボールアワーフットボールアワー
2位笑い飯笑い飯
3位麒麟アンタッチャブル
4位千鳥2丁拳銃
5位2丁拳銃りあるキッズ
6位スピードワゴンスピードワゴン
7位アメリカザリガ二アメリカザリガ二
8位りあるキッズ麒麟
ケツ 千鳥

うむ、だいたい当たった。大甘。・・・だって、麒麟とか千鳥とか、知らなかったんだもん、こんなにアレだったなんて・・・。




さてさてそれでは感想でも書いてみましょうか。以下に今回のM−1でぼくの印象に残ったことを、むっさ書いてゆきます、ばり。



『千鳥』
・なぜにあのネタをしたのだ?やっぱり一か八かの勝負にでるしかなったのだろうか。
・自分のことを「売れない芸人」扱いするのはよしたほうがいい。ホントに売れていないだけに、リアクションに困る。
・神助さんのコメント「(千鳥のネタを)理解しようとした」が印象に残った。最近の笑いは、こちら側から理解しようとしないといけないのだろうか?


『麒麟』
・シモネタしか言ってないしなぁ。
・声がいいとか、顔が黒いとか、そういうところだけで勝負しちゃダメだと思う。


『スピードワゴン』
・はじまり方が、去年と「まったく」一緒だったのは、なぜ?
・そのはじまり方に関して、大竹のナイスフォローで助けられた感があるが、それを信じてはいけない。大竹のコメントは、芸人を殺す。例:せんたくばさみ。


『笑い飯』
・松本さんの言った「センスはそのままで、技術がついた。」の言葉がすべてを表している。びっくりした。
・あの感想コメント、一年越しでまだ引っ張っているのがすごい。おもしろいことが、好きなんだろうな。


『2丁拳銃』
・なーんか、いろんなところからパクってきて、それを寄せ集めたようなネタだなと感じたのだが、みんなはどうだろうか・・・。
・後半、アンタッチャブルとネタがかぶってしまったなぁ。ついてない。


『アメリカザリガニ』
・ま、そんなとこかな、といった感じで。
・ふつうに面白いと思うのだが、ぎゃ!といった斬新なボケが「ひとつも」なかったな。
・神助さんが、彼らに対するコメントを拒否した。神助さんの言葉を代弁すると、「おまえら、成長してないやんけ」。


『フットボールアワー』
・もー、緊張しすぎー!
・顔が変で、ネタが面白い。でも最後の最後でかんじゃだめだなぁ。


『りあるキッズ』
・入ってきて、まず「ちょいっ」とマイクを下げたところに、彼らの年期を感じました。
・「本気になったらコオロギ」の、どこで笑えばいいの?という松神の意見に賛同。


『アンタッチャブル』
・むかしっからやっているネタなのだが、そのぶん洗練されていた。
・本番の漫才以外でのコメント等で笑いをとったところが評価されると思う。
・徹底したスットボケキャラと、おかしなツッコミ。やっぱり大事なのは「コントラスト」なのだろうか。




・・・M−1グランプリというのは、K−1ではない。どちらかと言えばプロレスである。
もちろん優勝者を決めなくてはいけないのだが、それ以前に「お客を楽しませる」という目的が大前提とされるのだ。だからいくらつまらなくても、テレビで「つまらない」と言って空気を凍り付かせてはいけないのであって、そこに審査員の苦労が忍ばれる。以前
「おまえらここに来るようなやつじゃねぇ」
「シモネタ嫌いなんだよ」
発言でミスキャストと悪評うずまいた審査員がいましたが、そもそも「お笑い」とはそんなにビシバシ競うものではないんです。そういった意味で、アンタッチャブルののんきなキャラは、かなり番組にとって好転だったような気がするのです。勝負が目的ではなく、笑わせることが目的。番組としてはできるだけそこから離れたくないはずである。もしかすると彼らは、来年のMー1は番組側の裏工作で予選なしに以下省略。

それにしても、今回、ぼくがイチバンびっくりしたのは『笑い飯』の急成長ですね。去年にくらべてひとまわり大きくなっていましたよ。木村さんのNGに対する二人のリアクションなんか、もう最高。個性が光ってましたね。笑った笑った。あー笑った。

あとひとり、「ひとまわり大きくなったなぁ」と感じたのは島田洋七さんですかね。あれはちょっとマズイですよ。なんか喪黒福造みたいになってましたよ。やせなはれ!





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