日記帳。



11月


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2oo4.11.o9____Every day I listen to my heart

秋深し

トウフが腐った

便所に流せ


IQ−134の望月ですこんばんワ。
ほんまかいな。




ある日、枯葉舞い散る並木道を「ぽてり」「ぽてり」などと散策しておりますと、前方に女子高生の後ろ姿が「ぽってり」「ぽてり」と歩いていまして。どうやら下校時間とオーバーラップしたらしく、ふと気が付けば見渡す限りの制服姿の高校生。そんな中に私という年長者が私服で独り。
「もうこの頃には戻れねんだなぁ」
と確実にこの場で「浮いている」自身を感じて、ぽつり。制服という存在はちょっとしたイヤガラセであります。


さて話を戻して前方の女子高生。
ふと気が付けば彼女の左腕に、おかしな腕輪が付いている。何と言いますか、シャンプーハットの小さくしたものと言うか、バレエの白鳥の腰に巻くひらひらしたものの小さくしたものと言うか。なんだか細長い一枚布を細かくジャバラに折ってわっかにしたものを腕に通しているではないか。ずいぶんと邪魔臭く、存在感のあるアクセサリーである。


上述の説明ではわかりにくかろうと、絵にしてみた。下図参照。







余計に解らんか。




最近の若者はこんなものをつけることが流行っているのかしらん、と他の女子高生をなめまわすように観察してみる。と、しかし誰もそんなものつけちゃいねぇのですね。舞い散る枯葉の背景の中、「ミニ・シャンプーハット」を腕に装着している者は皆無のつぶて。けっきょく彼女だけが、個人の意思で、個人の趣味でソレをつけているようなのだ。




さて、思い起こせばぼくも若い頃は、彼女のように自分なりのポリシーで「おしゃれ」を定義付けたものである。

帽子を安く買ってきては、クリップを付けたりボタンを縫い込んだり。

懐中時計の鎖をいろいろ付け替えたり。

髪を伸ばして結んでみたり。

マニキュアを塗ってみたり。


「これでどうだ!」と意気込んでガッコに行ってみれば、




友:
「あ、望月マニキュアしてる!それ何色?銀色?」

望月:
「うーんと、ちょっと紫がはいってるんだけどね。」





日本では男がマニキュア塗る文化などまだ無いものと思っていたのだが、理解ある周囲に意外とすんなり受け入れられてしまい、
「くっ・・・まだまだ!」
意地になってどんどん奇抜な格好になっていったものでした。




今ではとても、そんなことはできない。もう良識が身についたのです。

帽子は買ったまま着用します。

髪ももう一生長くすることはないでしょう。

マニキュアはもう塗りません。


でも、数年前の奇抜な服装のぼくと、今の無難な服装のぼく、どちらが「おしゃれ」だったのかを考えてみたとき、実際にソレをつけて出歩くことはもうできなくても、心の中には
「『ミニ・シャンプーハット』を腕につけて出歩きたい」
というように、自分の感性をソレの正誤にこだわらずそっと残しておけるような、そんな年の取り方をしたいのです。ポテチン。



2oo4.11.24____夢見がちな俺はセンチなため息を付いている

冬の朝

スヌーズ機能で

微調整


望月ですこんばんワ。




さて最近、財布の中に野口英世が混じりだした。実に4枚に1枚のペースで野口ってくる。
夏目、夏目、夏目、野口だ。


千円札の野口バージョンはなんかテカテカしてて、パリパリしてて、なんかオモチャっぽくて、なんか嫌。安物のジーパンみたいにテロテロで、どことなくケバい。どっしりしたものを感じない。ただでさえ夏目漱石マニアなぼくにとって、この新札はあまり嬉々として受け入れがたい様相があります。
結局野口英世だとか尾○豊だとかは若くして夭逝したから有名になっただけじゃないのかなぁ・・・とか思ったり思わなかったり。




「4枚に1枚のペースで野口ってくる」
と表現されたぼくの財布ですが、正確に言うと今現在、財布の中に4000円しかないわけで。


樋口一葉と出会えるのはいつの日か。



2oo4.11.29____あなたの一日が終わるときに

日々せまる

寒さにまぎれて

雨に気付かず


望月ですこんばんワ。




北野武の
『座頭市』
をテレビで見た。思ったことを箇条書きするぞ。




・ 展開がころころ変わるなぁ。慣れるのに時間がかかりそう。


・ なるほど、なるほど。


・ 思ったより「泥くさい」映画だねー。


・ いろんな番組で「部分」「部分」を見たことがあるから、新鮮な驚きは少なくなっちゃったな。


・ うわーっ!CMの音がでけぇよ!


・ 選挙速報のテロップなんか流すなよ!


・ 剣術のスタイルがいろんな人に影響されて変わっていく様子がおもしろいね。


・ 『アバンストラッシュ!』


・ (閲覧削除)! ショタではない。


・ 【DVDのプレゼントのお知らせ】なんかテロップで流すなよ!


・ なんだか・・・いかにも「外国うけ」しそうなストーリーだったな。勧善懲悪でさ。特に後半。べつに日本の映画の持つ情緒というかスタイルが認められたわけじゃなかったんだなぁ。


・ 明日、月曜日か・・・。


・ そろそろ年賀パズル、作り始めないと・・・。





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