取扱説明書




 隠し部屋、それは誰もが一度は夢見る甘美な響き。ボタンを押すと、本棚がスライドし、部屋が現れる。そんな家に住みたい、そう思ったことはないだろうか。

 しかし家の外側にまわってみる。本来壁であるべき部分がぷっくりと出っ張っている。

 「あぁ、ここに隠し部屋があるんだ…」

 がっくりである。

 ホームページでは特に、こういった事態を防ぐことは非常に困難となる。なぜなら、ソースを隠すことができないからだ。誰もが家の外にまわって、不自然な出っ張りを見つけることができる。そして誰もが、その家の詳細な設計図を閲覧できる。

 それではどうしたらいいだろうか。隠しページが隠しページたる有用性を持つためには何に気を付けたらいいだろうか…。

 完全な隠しページはない。リンクを貼る以上、必ずどこかにリンク先アドレスを書かねばならず、それは必ず見られてしまう。我々ができるのは、できるだけ家に外にまわる人がないように、内装をつるつるにすることくらいである。

 ぼくはこの「正しい隠しページのつくり方」を、できるだけソースを見ようと思われることなく、「正しく」ボタンを押して、本棚を動かして、隠し部屋へ入る、そういった隠しページへの導入を促すための、「楽しめる仕掛け」をコンセプトにして作りました。隠しページというのは、見つけられるのが目的であり、隠すことは目的じゃないのですから。

 これは、隠しページ探しパズルではありません。あくまでも「つくり方」講座です。ですから初心者向けであって、クロウトの方には一笑に付されてしまう内容かもしれません。でも、最後まで読んで、また最初のページに戻ってきたとき、「隠しページ」というものの考えが少しでも変わっていたなら、それはぼくの喜びです。どうかご笑納いただきますようお願いして、前書きとさせていただきます。





注意事項




 これは「隠しページ」を作るための解説なので、とりあえずJavaScriptは外部ファイルを推奨します。「外部ファイル」っていうのは、JavaScriptの部分を、直接HTMLファイルに書くのではなくて別に抜き出して書くファイルのことです。
 まずメモ帳(Macならシンプルテキスト)に必要なJavaScriptのプログラムを書いて、名前の最後に
.js
をつけて保存します。そしてHTML本文には、以下の一行を書くことにより外部ファイルを呼び出します。


<script language="JavaScript" src="外部ファイル名前.js"></script>

 普通はheadタグ内に入れます。bodyタグでもいいけど。

 外部ファイルを使わずに、HTML本文に書き込むこともできます。そのほうが管理が数倍ラクになりますが、「ソースを見る」とされると、プログラムが一発で見られてしまいます。ほとんどの場合、そのJavaScriptプログラムに移動先のURLを書かなければならないため、「ぱっ」と見て「ちょちょいっ」と隠しページに入られてしまいます。

 外部ファイルを使うと、プログラムを覗くのにヒトテマ必要となるため、「隠しページがある」ということが格段にバレにくくなります。それでも管理優先で、本文中に書き込みたいなら、以下のようにしてください。


<html>
<head>
<title></title>
<script language="JavaScript">
<!--

ここにJavaScriptのプログラムを書きます。

//-->
</script>
</head>
<body>

</body>
</html>

 スクリプトが示してある場合、上記のどちらかの方法を選択して記述してください。よろしく。





注意事項2




 レンタルサーバーを利用してHPを作っている人は「隠しページを作ってはいけません」。各サーバーの利用規約を読んでみてください。たいていはそういった裏のページを作ってはいけないことになっているはずです。バレたら、HP全体が抹消されることもあるとか・・・。ワタシは責任を負いませんから。



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