日記帳。



6月


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2oo4.o6.o1____終わらない歌を歌おう

英語が分からん。


たとえばいろんな日記サイトを巡回していると、曜日を英語三文字で表現しているところがある。
でも英語が苦手なワタクシにとって、
「THU」
とか書かれても、それが何曜日をあらわしているのか分からないのだ。


「ちゅ」
だから
「ちゅーずでい」
だろう、そこまでは分かる。しかし「ちゅーずでい」が何曜日なのかが出てこない。


だもんで、たいていの場合はそこで「一週間の歌」を歌ってみることになる。指を折りながら。



さんでー
まんでー
ちゅーずでー

うぇんずでー
さーすでー
ふらーいでー

あーんどさたでー
のーゆあはぶあはっぴーういーく♪


・・・で、ちゅーずでーって何曜日?


そんなこんなで何回かダカーポした後、ようやく
「ちゅーずでい」は「火曜日」
だと分かるのである。


「THU」が「ちゅーずでい」ではなく「さーすでい」だということが分かるには、更に5分くらいかかったりする。




もっと困るのは、「月の呼び名」である。何月何日かも英語で書いてある日記サイトは結構多いのだ。


「JAN」


・・・。
じゃん?
「JUN」ならわかるけど。


「メイ」「ジュン」「ジュライ」はひとつながりだったな。
四月は「エイプリル」。
「オクトーバー」は八月じゃなくて十月。


断片的な記憶から「じゃん」が何月かを推測してみる。
しかしやはりそんな歩み寄りにも 限界というものがあるじゃん。
月を覚えるための歌を知らないと、そんなこと覚えられるわけないじゃん!
ぴーっ!
ジャンバラジャーン!



2oo4.o6.o6____Sunny

ベランダに置いてあるプランターがすごいことに。



葉っぱワンサカ。




うおー。
いいぞー。

オクラはまだ実がなっていないが、サニーレタスなんか、もう食べてもよさそうだ。
外側の一番おっきい葉っぱをむしって食べてゆけば、内側から次々と新しい葉っぱが出てくるわけなのだな。

種をまいて一ヶ月でこの繁茂っぷり。ぼくが「サニーレタスはおすすめ!」と言った理由がおわかりいただけただろうか?

サニーレタスは8月くらいまでが種まき時期である。まだ間に合うぞ。みんなも種を買ってこよう!




・・・毎年のことではあるのだが、やっぱり植物が育つのは嬉しいものである。ふふふ。



2oo4.o6.o8____下弦の月が 浮かぶ 鏡のような水面

本日、6月8日の夕方、金星が太陽面を通過します。
太陽が金星と接触するのが14時11分で、そのまま「つつつう」っと太陽の前を通っていって、通り過ぎる前に日没になります。この
「金星の太陽面通過」
は、日本では実に130年ぶりの天体ショーとなります。




うにゃー。

別に興味のない人にとってはナンということもない話題ですね。ぼくみたいに『月刊星ナビ』を愛読していなければ、知ることさえないようなマニアックな話ではあります。実際その
「太陽にできるホクロ」
を見たからといって、「家に帰って妻に自慢できる」とかその程度が関の山で、人生を特に潤したりはしない。それは事実。


この「金星の太陽面通過」というのは、金星の公転軌道と黄道が交差するときに、金星がちょうど内合であれば出現する現象であるです。
ま、そういうことが分かれば「計算から」出現時が、それこそ分単位で分かるわけであり、ぼくが思うに、それならば出現時期が分かっている時点でもう空を見る必要がなくなってしまうんじゃないかな、なんて考えるわけです。結局は答え合わせに終始する、しかも100%正解の、そんな「観察」になってしまうわけですね。「観測」でさえない感じの。

人が星を見なくなった理由のひとつに、こういった「神秘性の喪失」が関与しているのではないだろうか。なんて思う。
「月刊星ナビ」を見れば夏の星座も冬の星座も描いてある今の時代、わざわざ空を見ることもないような気もします。造花を愛(め)でて楽しめるほど空想化ではないぼくがプランターで実際に植物を育てているように、変わらない何かを見つめることは退屈なことであって、今の時の流れから見て星の流れは造花でしかない。

だからぼくが言いたいのは、「今日は金星が太陽の前を通るから」とかそういうアレで空を見るのではなくて、例えば満月が見えたとき、
「今日は満月が真上に見えるな」
ではなくて
「夜中の十二時に真上に見えるから満月なのだな」
みたいに感じられたら、『造花』という概念から一歩踏み出せるのだと思います。




ま、なんだかんだ言って、今日は雨なので太陽は出ませんが。
身もフタもない。

次に金星が太陽面を通過するのは2012年です。
8年後にまたあるんかい。



2oo4.o6.13____endless endless summer



葉っぱワンサカ。








えい。








食う。








数週間後には元通り。





2oo4.o6.16____ファイティングポーズは ダテじゃない!



 買ったあとに

 コーラが好きでなかったことに気が付き

自由律。




望月ですこんばんワ。




さて、夏に向けてワタクシ、
「1日腕立て100回」
を目標にかかげました。


あの筋肉の番組で、「品川庄司」の品川じゃないほうが以前
「一週間で腕立て10000回できるか」
みたいな企画をやってたんですけど、一週間で「胸囲が10センチアップ」という驚異の出来事を目にしてからすっかり感化されてしまったのだよ。


今日は35回もやったぞ!
明日からがんばろう!
だめそう。



2oo4.o6.17____どこまでも胡散臭くて 安っぽい宝の地図

や、

やばい!

私のハートがチュクチュクしてきた!

筋肉痛で。

望月ですこんばんワ。




さて、昨晩腕立て伏せをがんばって、さっそく慣れない運動で大胸筋のきしむワタクシでありますが、「2ちゃんねる」とよばれる巨大掲示板があります。
関係ねえ。

2ちゃんねる、と聞くと大半のノーマルな人はその住人に対して
「おたく」、「きもちわるい」、「礼儀がない」、「くず」、「カス」
というイメージをお持ちでしょう。しかし、一方同様に2ちゃんねらーも2ちゃん批難派に対して
「逝ってよし」
「藻前ら、理解しる!」
「批難大杉」
「小一時間 問い詰めたい」
という敵対心を少なからずもっています。
2ちゃんねらーの負けっぽい。

とりあえず両者の間には深くて暗い川があるわけです。


しかし最近、その両者を仲介しようと努める者が急増しているようです。
具体的な産物としては「UNIX」だとか、「中の人」編纂の「電車男」だとかのことだが、これらはアンチ2ちゃんねらーが読んでもかなり2ch文化を理解できるつくりになっています。とくに「電車男」は素人にもおすすめできます。全部読むと3時間くらいかかりますが(!)、絶対に後悔しないでしょう。新しい文学の形がここに生まれた、そういっても過言ではありません。




かく言う私も、かつては「詩・ポエム板」の住人でありまして、2ch文化をもっと世に広めたいと思うひとりであります。
「詩・ポエム板」では勝手に詩を書いて投稿していいんだけど、スレッドによっては「三行詩」とか字数制限があったり、前の人の続きを書くものだったりと、バラエティー豊富な趣旨の細分化が為されていまして、好きなところに書けるわけです。
ぼくがよく出没したのは「出されたテーマに対して即興で詩を書く」という感じの、情緒もへったくれもないスレッドであり、間違えて自作詩のタイトルをスレッドのタイトルとしてしまったところに行っては、同じタイトルで詩を書き足したりしたわけで、ま、要するに嫌がらせのたぐいです。

以前「蚊」というスレッドタイトルで禿しく即興詩を戦わせた思い出があります。
蚊、という妙なスレタイがあったので、ためしに


蚊も
血を吸ったあとに痒くならなければ
こんなにも嫌われることはなかったろうに


のような詩とも思えない一文を送ったところ、意外にみんなの反応がよく、そこからタイトル『蚊』の詩がうじゃうじゃ集まってきました。
ほかの人の詩はもう覚えていませんが、自分も調子に乗って詩をたくさん送ったことを記憶しています。
うろおぼえながらその中のひとつをここに。



蚊が挑むのは大きな壁
それを人間と呼ぶ知能は無い
大きな壁に針を突き刺し
流れる活力を拝借する
細い足 細い腕
バランスの悪い滑稽なフォルム
壁に群がる うるさい虫
そして蚊は潰される

人間が挑むのは大きな壁
それを人間は神と呼ぶ
大きな壁に針を突き刺し
流れる活力を拝借する
細い足 細い腕
バランスの悪い滑稽なフォルム
壁に群がる うるさい虫
そして人間は




すると当然のようにシャレた感想やら返歌が返ってくるわけです。



>そして蚊は潰される
子孫を残してね

>そして人間は
発展する




そこでぼくも「バッドエンドはお嫌いのようですね」だなんて書き込んだりしてうああああああ2ちゃんねる逝ってきまーす
もちつけ。



2oo4.o6.22____愛は死にますか 心は死にますか

あれ?

ベランダに干してあった洗濯物はどこに行った…?

…もし君の家の庭に「まくらカバー」が落ちていたら、それは魔法使いの仕業かもしれませんよ?。望月ですこんばんワ。

台風6号のシワザですよ。




訃報。
6月19日、芦ヶ原伸之氏が急逝なされました。
芦ヶ原さんという人は最も活発的なパズル作家の一人で、世界的に有名な人なのです。ざんねんですね。

あなたがこの人の名前を目にするとしたら、多分「『キャストパズル』の監修者」としてが一番多いと思います。



キャストパズル。




「キャストパズル」というのは、ま、知恵の輪ですね。でっかくした知恵の輪です。精度が高く、唯一解になっています。難易度もかなり高く、その難しさから人気が出て、今や本屋やコンビニにも置かれるほどの大ヒット商品となりました。
このキャストパズルに書かれている彼の紹介を転載してみます。

「1936年東京生まれ。世界三大パズルコレクターの一人といわれ、そのコレクションは一万数千にのぼる。パズルの著述・翻訳・講演・監修、そして創作と多岐にわたって活躍中。日本が誇る世界的パズル作家。」

つまりこの方はすごい人なのだ。

氏は毎年、インターナショナルパズルパーティー(IPP)やらギャザリング・フォー・ガードナー(G4Gx)などの世界的パズルイベントに参加して、講演なんかをしているらしい。いや、よくは知らないのだが。 ・・・まぁ、実質的な立場として「パズル界の日本代表」といって問題ないだろう。蛇足だが一時期は「マジカル頭脳パワー!!」の総合監修もしていたらしい。「あるなしクイズ」を考えたのも彼である。

特に立体パズルに関しては木製、キャスト(真鍮)製、プラスチック製を問わないかなりのクリエーターでした。立体パズルに造詣の深い人は大抵は彼に影響を受けたのだそうで、そういった人は今回の芦ヶ原さんの死はかなりのショックだったようです。




例えば他に有名なパズル作家を考えたとき中村義作さんが浮かびます。この方は小さな子供向けの本に活発であり、一般で普通の人にも分かりやすくパズルという文化を伝えようとしています。

ところがそれに対して芦ヶ原さんはというと、庶民向けというよりは、かなり「コア」なパズルマニアが伝承の対象となっている雰囲気があります。

「さぁシロウトども、付いて来い!」

とでも言いたそうに、独自の世界を、まさに最先端を突っ走っておられました。




もちろんぼくは、芦ヶ原さんに会ったことも話したこともない。

実は彼がどんな顔なのかも知らない。

「芦ヶ原」を何と読むのかも知らない。おい!

ただ、芦ヶ原さんの尽力のおかげで、パズルブームはすぐに確実にやってくる。
そのときに彼の名前はたびたび登場することになるでしょう。そしてそこでようやく彼の名前は歴史にはっきりと刻まれることでしょう。

だからそれまで、皆もこの「ふにゅにゅがはら」の名前をしっかりと覚えておいて下さい。まずおまえがおぼえろ。






『ボクはパズルデザイナーであると同時にパズルの宣教師でもある。』
――芦ヶ原伸之(ニコリ2002年秋・vol.100)




追記:(2oo4.o6.3o)
 ブログ「詰将棋メモ」にて追悼の言葉がまとめられています。

追記:(2oo4.o7.o1)
 「よしがはらのぶゆき」と読みます。(ホントに知らなかった・・・)

2oo4.o6.3o____ひとりでは解けない愛のパズルを抱いて

夏初め

風 粘性を

帯びにけり


望月ですこんばんワ。




さて、今年も世界文化社主催「全日本パズル選手権」に参加して、自身のアイデンティティーと存在意義を確認しに行こうと目論(もくろ)むワタクシですが、今年もどうにか予選を通りましたよ!

で、次の段階、準決勝問題の冊子が送られてきたのですが、その22問を解いて7月5日までに郵送しないといけないのです。



準決勝問題。




これが毎年、難しいわけです。
「難しい」、でもそういったってある程度は常識の範囲に収まっていたわけなのですが、今年の準決勝問題は例年にない非常識な難しさでちょっと驚いております。


締め切りの日は時々刻々と近づいて・・・。
おっと、あまり余計なことはいえませんが、とにかく死闘中です。




あと、一番大変なのは作文を書かないといけないことだろな。
「全日本パズル選手権への抱負やパズルへの感想をお書きください。」
ということなので、ま、テキトーに「難しかった。」とでも書けばいいのだろうが、8行もスペースが用意されているためワタシには

「抱負や感想の中に暗号文を作れ」

と要求されているように思えてならない。 気のせいです。


去年も感想の中に
「本気で優勝狙ってます」
という言葉を暗号にして入れ込んでおいたのですが、全パ選の委員会の人は誰も何も言ってこなくて、
「こりゃ、感想とか全然読んでねぇな」
と感じてがっくりしたものです。無駄骨プーです。でも去年はそのおかげで?良い成績を残せたので、ゲン担ぎで今年も暗号つくらないといけない・・・。




が、がんばるぷー。

望月がんばるぷー。

だから5日まで日記は更新できないぷー。

急に人格崩壊。





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