日記帳。



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2oo3.o8.2o____サビついてる昨日捨てて ゼロから始めよう

8がつ11にち
きょう、ぼくのノートパソコンがうぃるすにかかった。いんたーねっとにつなげると、とつぜんカウントダウンがはじまって、すぐにでんげんがオちちゃうんだ。こまったから、はーどでぃすくをサイインストールして、どうにかなおったよ。たぶん、このまえ、がいこくのえっちなサイトにいったときに、うつっちゃったとおもうんだ。
だからぼくは、えいずにはきをつけようとおもいました。おしまい。



2oo3.o8.22____100%のヒーローなんて いるわけないよと分かってるのに

きょう、金曜ロードショーで「蛍の墓」を見た。
・・・もう小学生のころから見飽きるほど見てる。「またこれやるの!?もうウンザリ娘!」とかつぶやきながら、でもヘタにニュースステーションなんか見て、いらいらを蓄積させる積極も無意味なので、チャンネルを蛍に合わせてみる。たまーにセツコの声が聞きたくなるのも、ま、確かだ。


・・・はっきり言って、ちょっとショックだった。
ぼくはこの映画、もうちょっと道徳的な、皮肉な意味で「美しい」お話だと思っていた。しかしふたを開ければ、主人公のお兄ちゃん、空襲で逃げ惑う人々の家に入って食べ物とか着物とか盗んでるし!
小学生のころは「そんなもんか」とか思っていたのだろうが、今、戦争というものが身近になっている時代に見てみると、「う、ここまでコクメイに描かれていたのか・・・。」と、あまりの「汚さ」にびっくりする。戦争の醜さを、「正義」に忠実に生きる青年の美しい死を描くことによって表現している映画なのだと思っていたのだが、実のところどうやらあまり「正義」には触れていないようだな。青年の、「正しい」のみが題材となっていて、直接的に戦争の正誤には言及していないのだ。戦争は背景であって、それ以上のものではない。ずっと教育素材だと思っていたぼくは、結構普通の映画だったので今さらびっくらこきました。



ぼくの持論のひとつに、
「『正しい』とは間違っている可能性を秘めた『正義』である」
というものがある。『正義』に捕らわれすぎて『正しい』の意味を見失っているアメリカを見ていて考えたことなのですが、結局『正義』は『正しい』の集合ではなく、『正しい』と独立して、神格化した宗教を指すのだということです。で、そういった神に疑問を持つと、平走して『正しい』が蛇行するのじゃな。

でもこういった『正しい』にのみ注目した映画を見ると、『正しい』こそが絶対的な存在なのかなーなんて思っちゃう。で、別次元で強い「磁場」を持つ『正しい』が、他の方位磁針を整えて『正義』を形作るんじゃないかなー。

結局はニワトリタマゴで『正義』が作られてきたのだろう。だからそれぞれを定義付けるなんて馬鹿らしい。でもその中で、
「間違っている可能性を秘めた『正義』」
という意味での『正しい』を描くことのできる日本の映画界は、やっぱりいいなと思うのですわ。外国の映画は『正義』ばっかりでなぁ・・・。




ごめん、疲れてます。


追記:(2oo4.o8.o1)
「蛍の墓」ではなくて、「火垂るの墓」でした。お恥ずかしい・・・。



2oo3.o8.24____でこぼこ道や 曲がりくねった道

ついにワタクシ、お家のパソコンをインターネットにつなげてしまいました。もう本格的に現代人に突入です!

・・・というか、ホームページを持って一年近く経つのにガッコのパソコンからしか更新できないというのものもかなりオカシイ環境ではあったのですがね。ま、自分のメールアドレスが必要になって、致し方なく契約したのです。

で、ぼんやりとネットサーフィってたら、タレント名鑑のページにぶつかりました。
いきなり『東貴博』から始まるのがちょっとアレだが、でもそのページから、「これは意外と詳しそうだな」ということが垣間見えるのです。例えば彼の経歴の一番下に、こんな記述がありました。

>シングル「冷麺で恋をして」をリリース。

・・・マニアックすぎます。テレビっ子のぼくでもギリギリです。誰も知らねえっつーの。



そのタレント名鑑が面白そうだったので、プラス暇だったので、芸能人についていろいろと調べることにしました。で、まずタモリのページに行きました。タモさんの秘密をあばいてやるぜ、ふふふ。


>保険外交員、ボウリング場支配人など職業を転々とした後、ジャズピアニスト山下洋輔に認められ、漫画家赤塚不二夫氏宅で居候しながら、芸能活動を始める。


・・・おおっ!!?



2oo3.o8.26____西の街から 東の街まで

なにやら、きょうから
「ジューキネット」
とかいう奴がシコウされるとな。それでマスコミはいろいろと騒いでいる。うーん、まだシコウされてなかったんかい。

このジューキネット、いわゆる住民基本台帳というものは、人が移転するときに便利だとかいう話だそうな。これが広まれば、ぼくみたいに、パスポートを取るときにわざわざ静岡まで住民票をとりに行かなくて済むわけです。もちろん家族に頼めばいいのだが。 あー、そういえば、きょうパスポートをゲットしました。なくさないように、保管場所をここにメモしておこう。

電子レンジの上、と。

そんなとこに置くからなくすのだ。


マスコミの言うことを鵜呑みにすると、ジューキネットってどうやら評判が悪いようですね。なんでも
『個人情報がハッキングされる。』
だとか、
『人間に番号をつけるという考えが気に入らない。牛じゃないんだから。』
だとかいうことで、けっこう大きな反対運動が起こっているらしいのです。
ま、2つ目の意見はあまりにも頭が悪すぎるので気にしないことにして、個人情報をネット上で流してしまって大丈夫か、安全なのか、データを盗まれないのか、という問題はあるでしょうね。で、これまた某テレビ番組を鵜呑みにすると「簡単に盗めますよ」ということなので、きっと簡単に盗まれるでしょう。これはもう確実に起こる事実として覚悟しておいたほうがよさそうです。
そのうちあなたの住所に年齢に応じたダイレクトメールが山のように届いたり、多少名前の売れている芸能人などはすぐに住所がばれたりする時代が来るということでしょう。ストーキングのしやすい世の中になります。

それでもぼくは、
「ジューキネットって便利そう」
と思います、管理する側にとって。
ぼくは以前、研究室内の試薬のデータ管理を任されたときがありました。今ある試薬、保管場所、残量、劇物かどうかの区別、そういったことをデータにして、必要に応じてチェックしたり事務に提出したりするわけですね。

はっきり言って、馬鹿らしくてやってられません。

だから管理する立場からみて、ジューキネットくらい受け入れてあげてもいい気がします。大変なんだよ。大変なんだよ。管理するのって。みんな自分のことしか考えてませんけどね。「あまりメリットがない」なんていう理由で反対してますけどね。情報化の時代なんですから、協力してやってもいいんじゃないですかね。便利なのはわかるでしょー?

ま、要するに、国に信用がないってことなんでしょうね。



2oo3.o8.28____Why? なぜに・・・

ぼくの自転車に

異様にアリがたかるのは

いじめですか。



2oo3.o8.3o____男らしく潔くと ゴミ箱抱える僕は

つい先日、「book off」に行って、本を売ってきました。

数ヶ月前の
『13冊売って150円だった事件』(→2oo3.o3.3o)
以来、本を売ることに臆病になっていたのですが、安すぎるとかそんなこと言っている場合ではなくなってきまして。

もう生活に困ってまして。

パスポート代が¥15000もするなんてひどいです。おかげで財布は空っぽ。通帳も空っぽ。どうにかしてお金を作らなければ明日食うものがない状況だもんで、選択の余地なくブックオフに本を持ってゆくことになりました。ゼニや、ゼニをくれ。
・・・まさかこのワタシが質屋通いをすることになるとは・・・。


今回は前回の反省をふまえて、漫画だけではなく実用書も持っていきました。古い漫画は、一冊10円にしかなりませんし。

まず、このホームページを作るときにお世話になった、「初めてのホームページ製作」みたいな本を売りましょう。3冊。この本を手放す、という行為は、自身の成長のステータスそのものだな、なんてことをつぶやきながら、食費のために売られてゆく本を、いとおしそうに紙袋に詰めるぼく。・・・この本の売上金の一部は今日の昼ごはんになります。

次に化学関係の本を売りましょう。SFにはまっていた時代に買った、相対性理論に関する本。売るのももったいない気がするが、5冊も6冊もあったってしかたがない。分かりにくかった本はみんな売っちゃえ。もう頭の中に入っているもん、などと強がって、食費のために売られてゆく本を居丈高に紙袋に詰めるぼく。・・・この本の売上金の一部は今日の夕ごはんになります。

さて、やっぱり少女漫画も売りましょう。さすがにこの量の少女漫画はヤバい。15冊ほど持って行きましょう。
那州雪絵さんの『月光』も売りましょう。全5巻。これはぼくがSFものを書いてみようかな、と思うきっかけになった本であり、尻切れトンボだが、何度も読み返していろいろと参考にしました。大学一年のころに買ったもので、多少は愛着があるのだが、思い切って売ってしまおう。この本を手放す、という行為は、自身の成長のステータスそのものだな、なんてことを再びつぶやきながら、食費のために売られてゆく本を5年前のぼくと一緒に紙袋に詰めるぼく。・・・この本の売上金の一部は明日の朝ごはんになります。



意外と愛着のある本ばかり。だのでブックオフの店員さんが
「1670円になります」
と言ったとき、
『勝った・・・!』
と思いましたね。何に勝ったやら。



少なくとも生活は楽になりましたね。なんとか食べていけそうです。この値段で売れればぼくは満足です。










ただブックオフの店員さんが

「すいません、この本は値段がつかないので、お持ち帰りいただけますか?」


と言って、5冊ほど戻してきたんですけど。

値段がつかない・・・というのはつまり0円ですか。10円以下ですか。
「試合に勝って勝負に負けた」とはこのことです。



再び1巻から、『月光』を読み返している今日この頃。





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