ただいまー。
東京から帰ってきたよ。往復で17000円もかかっちゃった。ひぃ、痛い出費。
行ってきたましたよ、「全日本パズル選手権」。
まぁこれはですね、いわゆる「パズル解きの日本一を決めよう」っちゅう大会でしてな。最近書店にやたらと多くの種類が出回っているパズル雑誌なんかを、青春とか家庭とかを犠牲にしながらも、せっせこせっせこ解いて解いて解きまくる、
そんな自分が美しい
そんな自分がすばらしい
「わたしはどんな難しい問題でも解いてみせる!」
「わたしは複雑な問題も一瞬うちに解いてみせる!」
「わたしが日本一だ!」
「いいや、わたしが日本一だ!」
「うきいいい!」
「うきゃあああ!」
「バカヤロ、ダンカン!」
そんな半狂乱の有象無象が鼻息荒く集う大会でして、ぼくがいちばん半狂乱。とりあえず「パズルの大食い早食い選手権」なわけです。よけいにわからん。
具体的に今大会の内容を言った方が早いですね。順をおってお話しましょう。
大会は全体で5ラウンドの構成になっていまして、各ラウンド、制限時間と難易度を調節してあって、「早解き」&「難問解き」を競うのですな。
○第1ラウンド:ミニパズル集
司会:
「みなさん、問題は行き渡りましたね?そこにある30問を、できるだけたくさん解いて下さい。制限時間は25分です。よーい、スタート!」
ちょ、ちょっと待ってくれ。
なんなんだ、その時間設定は。
おまえら、全部解かす気ないだろ。
|
|
96点/150点
○第2ラウンド:バラエティーパズル1
司会:
「さあ、いよいよ本番です。12問用意されていますから、50分以内に解いて下さい。」
色を塗る時間がもったいないケロ。
|
|
205点/250点
○第3ラウンド:立体パズル
司会:
「バラバラになったピースを組み立てて、サイコロを復元させて下さい。出来上がったら挙手をお願いします。大会が終わったら、そのパズルはお持ち帰りください。」
わーい。
|
|
6分:100点/100点
○第4ラウンド:バラエティーパズル2
司会:
「このラウンドは難しいですよ!12問、60分です。はじめ!」
撃沈。
|
|
145点/300点
○第5ラウンド:早解きシークワード
司会:
「タテ、ヨコ、ナナメに隠れている、リストにある『チューリップの品種名』を全て見つけて下さい。できた人から挙手をお願いします。」
チューリップの品種名!またマニアックな題材だなあ。
|
|
13分:40点/80点
司会:
「はい、お疲れ様でした。」
こんな感じ。少しは分かっていただけたかしらン?興味があったら、君も来年、挑戦してみないか?応募要項は、また来年の大会が近付いてきたら、このサイトで教えたいと思います。
とゆーわけでして、ぼくはけっこう楽しめましたよ。やっぱりなんだかんだ言っても、こういうパズルっぽいのは好きなんですよね。解いてて楽しいもん。そんなぼくを『オタク』って呼びたければ呼べばいいんだけど、パズルを作っている人がいて、解く人がいる、そういった経済の典型にそぐう構図は、けっきょく経済の一部であり縮図であるから、すべての人間はオタクではなく、なおかつすべての人間はオタクなのである、と、思ったものです、帰りにアキハバラに立ち寄るまでは。ビバ、オタク。
で、大会の結果はと言うと、107人中2位でした。
|
|
4位までに入ると、日本代表として世界大会に出場できるんだって。
というわけで、オランダに行ってきまーす。
・・・まいっちゃったなぁ。
|