日記帳。



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2oo3.o1.19____頼む がんばれ がんばってくれ

吉本新喜劇って、
かならず島木譲二のところで笑いが途切れるよね。





・・・そんな休日。


2oo3.o1.21____いのちみじかし・・・

最近、研究室内の空気がわるい。

そりゃ、そこらじゅうでアセトンやら塩酸やらがバンバン気化している環境なのだから、どこよりも空気の質は劣悪なのだが、どうやらそういったことではないらしい。 もっと別の次元で「空気がわるい」のだ。
・・・目に見えてピンク色なのだ。

・・・ついコナイダから、研究室内で付き合いだした人たちがいる。しかも二組。明らかに室内の空気の色が変わった。
そのうちの一組は、ひげもじゃ逆さ絵の彼と、名古屋顔マライヤ・キャリーのカップルなのだが、かなり的確な表現。なるほど
「あいをささやく」
とはよく言ったもので、 いつもふたりで、顔を寄せてはひそひそ、ひそひそ。

あっちでひそひそ。

こっちでひそひそ。

ふたりの創る世界には、愛の道を隔てる関もない。
愛はあるけどダムはない。そんなふたりのモノガタリ。

そして今日も、狭い室内、ぼくの隣でひそひそ、ひそひそ。


ひそひそ。

ウフフ・・・。

ひそひそ。

ヘェ。

ひそひそ。

ひそひそ。

ひそ、ひそ。

ひそ、ひそひそ。

ひそひそ、ひそ。




ひそ。







ひそ。














ひそ。





















ひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそ ひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそ ひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそ


プチーン。












・・・最近、屋上に出て風に吹かれる回数が増えました。



2oo3.o1.22____バスルームの海の上

三日くらい前に、バスクリンがきれた。

なんだか急にお風呂がさみしく。

けったいな依存症にかかったものだのぅ。


2oo3.o1.25____胸のどこか奥で

くっ・・・、やばい。

『千と千尋の神隠し』

・・・おもしろかった。望月です。

やばいってこたぁないが、いままでずっと彼の映画に対して前評判以上のものを感じたことが無かったので、ちょっとあんまりう〜ん・・・だったのだが、今回はキマシタ。もしかしたら前の作品も、ただ自分が理解できていなかっただけかもしれん。

ぼくはSFものがけっこう好きです。自分で書いたりしているぐらいです。なのでこういう映画を見ると、ちょっと悔しかったりするんだよね。ほう。

この映画についてちょこっと自分の思うところを書きたいと思う。かなりネタばれしてると思うので、そういうのが嫌な人は以下は読まないように。

--☆舞台設定☆--
神様が集まる温泉地、みたいなのが舞台になってるんだよね。この設定が以下のストーリーに効果的に使われているとは思わないけど、リアリティーを付加させるという点では成功してると思う。少なくとも単純に『異次元』としてしまうよりはいい感じがするね。耳が痛い・・・。

--☆テーマ☆--
もちろん一番大きなテーマは「欲望」なのだとは思うが、ぼくはもう一つのテーマと呼ぶべき「名前」についての話が気に入りました。「千」、「千尋」というのはそれぞれ、「たくさんの」、「たくさんの広さ、深さ」という意味だということだが、言い換えればそれは「抽象」、「具象」の比喩であって、「千尋」から「千」にしてしまうことで具体としての存在を奪ってしまうという意味なんでしょうね。そして抽象としての存在がすなわち神の世界での具象であるということから、神の世界がより高次元に置かれることを示しているのでしょう。
そして、名前を取り戻す。すなわち具象を取り戻す。名前というものにここまで価値を置いた作品は、ありそうでないかも。

ぼくは昔、「名付ける」というタイトルの小説を書こうとしたことがあります。尻切れトンボ。 名前をつけることによって、その対象に影響が出てしまうという話。 名前をつける、という行為に、何か魔法のようなものを感じたんですよね。付けた時点でその人の所有物になるような気がして。内村の犬に成り下がっている「さまぁ〜ず」を見て思いついたのですが。 だから「名前」を題材にしている話を見ると、「あー、考えることはみんな同じだなー」と思いつつも、やっぱり注目しちゃう。名前っていうのは良くも悪くも、想いがこもっている、というのがポイントなんだろうね。

--☆邦画☆--
最近、日本の映画がブームらしい。それはただ、外国の映画に飽きたからだと思う。
外国の映画って、内容が無い。拳銃と、カーアクションと、爆破シーンと、CGと、弁護士。これらを組み合わせてすべてができている。結局なにを伝えたいのかわからない。目を楽しませるだけの映画はもう飽きた。ぼくはもっと「んぐぅわあぁしっ」と心をえぐりとられるような映画が見たいのです。小説だとけっこうあるのに、映画だとなかなか・・・。

--☆まとめ☆--
伝えたいメッセージがあって、はじめて映画は作られるべきだと思う。
メッセージの無い映画なんて、ただの豚だ。
おもしろいとは、そういうことさ。

じゃ、さよなら、さよなら、・・・さよなら。

長々とわけ分からんことを、すいません。


2oo3.o1.27____睡眠不足

また徹夜。
ねむい・・・。
暇が欲しい・・・。
あそびたい・・・。
今のぼくの精神状態

2oo3.o1.27____ぶたさんマイクでコケコッコ

よく
「夜が白々と明ける」
などと言うが、
なるほど、昔の人はうまい表現をしたものだ、と感心してしまった午前7時。

2oo3.o1.29____くる日の寒さをものがたり

ただいま夜の8時、研究室の人が続々と帰り出した。
これは通常と比較して、だいぶ早い。いつもはもっと夜中までがちゃがちゃ実験しているのですが。

今日、みな大挙して帰巣本能の強い理由は、ヒトエにこの天候による。雪である。
まだ降ってはいないが、すぐに、確実にふぶくであろう。そうなると電車通学の人はもう帰るすべがなくなるのだ。だから帰らざるを得ない。近くで一人暮らしをしている下宿生のみがまだ研究室に残っているわけだ。

「下宿生」という人種は、種に共通な独特の空気を持つ。みんな一晩中ゲームしてたりだとか、一晩中マージャンしてたりだとか、あまり「24時」に境界線を持たない腐敗した生活に身を置く人々ばかりで、なんだかニオイがスエている。

そんな「下宿生」ばかりが選択的にこの研究室に集まっている。なんだか室内の空気の質が重い。
みんな、動きが緩慢である。覇気がない。みんな眠たそう。男が三人、ぽたぽた焼きの大袋を囲んで、背中を丸めてバリバリいわせている構図は、あまりよろしくないのではなかろうか。重い。空気が重い。この空気を利用して、なにかを召還することができそうだ。

疲れた。帰ろう。

明日は雪。

追記:(2oo3.o2.o3)
大して積もりませんでした。がっくり。



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