日記帳。



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2oo3.1o.o1____夏の終わり

高く在りて

そこに在りし

秋の空

字足らず。

望月です。




いやー、もう秋っすねー。
何が秋かって言うと、まずジュースの自販機。理学部棟ユイイツのジュースの自動販売機、6分の1が「あったか〜い」に換わっていまして。やれ、こんな季節かと思うわけです。やれ、やれと。
で、「おー。」とか言いながら、ついついそんなに好きでもない缶コーヒーを買ってしまい、ベンチで飲んでいると、北風が「ひゅー」と缶をかすめて通り過ぎたりして、
「ぼー。」
と水笛を奏でてゆきます。
上空には異常な数の赤とんぼ。とにかくもう秋真っ盛りです。




しかしトンボというのも、セミと同じく、見れば見るほどなんか作りが簡素に思えてならない。ちょっと細かいペーパークラフトみたいな。針金細工みたいな。
きっと「肉」がほとんどないところに、ぼくは彼らの「シンプル」を感じてしまうのだと思う。でもその構造は不思議でもなんでもなく、結局はその作りが飛ぶのにいちばん効率がいいんだろう。飛ぶためだけの作りなのだな。
たとえばメダルクラスの卓球の選手なんかを見ると、びっくりするくらいガリガリなんだよね。君、筋肉ついてるの?みたいな。
でもそれは、卓球に必要な筋肉だけをつけて、無駄な肉を極限まで排除した形が「ガリガリ」であって、それがすなわち効率なんだろう。筋肉を付けりゃいいってもんでもないのだな。卓球のためだけに作られた体なのだ。




「・・・
外見が変わるほど、一芸に秀でたいものだなぁ・・・」


・・・思考がなんとなくロマンチックになれない秋の夕暮れ。



2oo3.1o.o4____オーレーオー オレオレオー

おいっす!おら悟空!

もういっちょおいっす!


さぁ、今回も始まりましたよ、『結び玉deポン!』。ブーラザァズがでーてきーたよー!ミャクラクなし。


きのうの午前、ニュース番組を見てたんですよ。
で、ま、いろいろ全国の事件を紹介しますわな。

キャスター:
『最近、"オレオレ詐欺"というものが流行しています。』

ふむふむ。

『"オレだけど、借金しちゃって困ってるんだよ。50万、コインロッカーに入れといてよ!"などと、息子と偽って電話をかけて、お金を奪うのですね。』

ふむふむ。

『先日、71歳の女性がオレオレ詐欺の被害にあいました。』

ふむふむ。

『ところがその犯人、とんでもない人物だったのです!』

ふむふむ。

『(CM)』


・・・。

ちょっと待てーい!!
なぜCMがはさまる!
ニュース番組がタメてどうする!
バラエティー番組の悪いとこだけ真似ることはないんだってば。ニュース番組なんだからチャッチャと情報を提供しろって!チャンネル変えれば、同じ話をどこの局でもやってるわけだから、そんなことしたって逆効果なんだって。

別にいいんだけどさー。でもさんざんタメといて、結局「オチ」が
「犯人が67歳のおじいさんだった」
じゃあ、見ているほうもガックリだと思う。

「ニュース番組の性質」

というものを、彼らはよく理解しなければいけない、と、私は思うわけであります。ようするにフツーに読めということですな。




・・・。

せめて「オチ」をつけるなら「犯人は森本レオだった」くらい言
(プツン。)



2oo3.1o.o6____パパ ママ おはようございます

きょうはちょっと遅刻して、午前11時登校。ちょっと?

そこに「4歳年上の後輩」現る。
実はこの研究室の中で、彼がイチバン年上である。大学という性質上、そういうことも当然おこりうるから仕方ないにしても、わざわざ外見が年相応なのでちょっと困る。

朝、彼はぼくに話し掛けてきたよ。

後輩:
「望月さん早いすねー。いつもこんなはやいんですか?」

望月:
「早いって、もう11時だよ。いちお、最低10時までには来てないといけないことになってるんだけどねぇ。」




後輩:
『えっ!?そうだったんですか!?』



・・・。

もう10月ですぜ、だんな。



2oo3.1o.o7____0点チャンピオン

トロフィーが郵送されてきた。
某大会で2位になったときの、実はけっこう権威あるトロフィーである。








トロフィー。



その割には小さいが。


トロフィーなど、ぼくは始めて貰う。だので嬉しいことぁ嬉しいのだが、さて、これを貰って「だからどうだ」という話が次に出てくるわけだな。とりあえず飾っておけばいいのだろうが、見まわしたところでどうやらワタシのネグラとは不協和音を引き起こすようだ。ここに彼の居場所はない。

ふとトロフィーに目をやると、しかしずいぶんと実用性にたけた形状をしている。これを飾っておくだっけっていうのは、ちと惜しい。生活に組み入れて、彼に存在意義を与えてあげよう、そう考えてみたぼくを、あなたは「優しい」って呼ぶことでしょう。


●パターン1●
キャンディーポット




キャンディーポット。



うむ、ちょっとカワイイかもしれない。

「高級なお菓子」っぽくも見えるし、それに意外と取りやすい。これはなかなか良い発見である。

ただ問題があるとしたら、ぼくが個人的に、ほとんどお菓子を食べないということである。このミルキーも写真を撮るために買ってきたものであって、正直その「処理」に手を焼いている。すなわち実用的でない。


●パターン2●
ペンたて




ペンたて。



文房具を立ててみる。

「ぐしゃっ」と広がってしまう。どうやらペンたてにするには、もう少し縦に長くないといけないようだ。取りやすいことは取りやすいのだが、どうも幅を取ってしまう。その割には収納能力は低い。中心にペン先が集中するため、見た目ほど収められないのだ。
「100円均一で買ったペンたての方が便利。」
その時点で、このトロフィーのアイデンティティーは崩壊を起こしたに等しい。すなわちそれはワタシの望むところではない。


●パターン3●
洗面用具入れ




洗面用具。



歯ブラシとかを立ててみる。

しょぼー。
びっくりするほどしょぼい。ただでさえトロフィーは高級感の象徴なのだから、そんな中によれよれの歯ブラシを入れるのはやっぱりまずかったようだ。もう不調和を通り越して、統合的劣化を見出すことができる。


●パターン4●
携帯ストラップ




ストラップ。



携帯電話なんてみんな同じ形なのだから、人はストラップによって個性付けを図る。しかし実用とは、時に個性の障害となる、それを実感できただけでよしとしよう。もっとも、ポケットに入らない個性は要らない。

一応説明しておくと、トロフィーの右側にぶら下がっているのが携帯電話です。


●パターン5●
水槽




水槽。



ここは思い切って、完全にインテリアとして利用してみよう。

お魚を泳がせてみる。水のある風景。非常に結構ではなかろうか。

今回はサメとシャチを泳がせて、きびしいオホーツク海を表現してみました。
どうだー。
こわいだろー。


●パターン6●
リアル水槽




リアル水槽。



うわああああ!

こわいいいい!

トロフィーの金色とマイワシのうろこの銀色がマバユイぜ!


●パターン7●
コップ




牛乳。



やはりこの形状なのだから、飲み物を入れて飲むのがいいと思う。牛乳を入れてみた。

まず言えることは、「飲みにくい」ということでしょう。とにかく重いのだ。これを言っては身も蓋もないかもしれないが、コップで飲んだほうがおいしい。

あと、牛乳が臭い。
原因はさっき生魚を入れたからだと思う。


●パターン8●
ティーカップ




紅茶。



紅茶を作ってみた。

左右に「持つところ」がついているため、ティーカップとして一脈通じる何かがあるが、こんなところを持って飲んだら指がつる。熱を伝えやすい材質なのか、モウレツに熱い。光の屈折のためか紅茶の赤がきれいに見えるだけに、飲みやすさの改善が望まれる。

あと、徐々にトロフィーの内側が剥げはじめた。


●パターン9●
アイスポッキー




ポッキー。



ポッキーを冷やしてみた。

これはすごい。
とてつもない高級感である。何だかホストクラブに行ったら2000円くらいで出てきそうな威厳を感じる。

食べてみると意外とおいしい。何でもやってみるものである。

・・・家で一人でやることではないだろう、それも事実。


●パターン10●
ガーデニング




ガーデニング。



植木鉢として利用してみた。

おお?これはアリかもしれない。
これは造花なのだが、本物の花を使っても普通に「鉢植え」として成り立つのではなかろうか。

ただ「水はけ」が悪いのが玉にキズ。足台があるように見えるが通気性には特に貢献していない。確実に根ぐされが予想されるので、サボテンかアロエの鉢植えにするか、トロフィーに穴を開けるかしないといけないでしょう。

オプションでぶどうの房を垂らしておくと、高級感が増します。


●パターン11●
茶碗




茶碗。



ご飯をよそってみた。

「たかつき」とでもいうのだろうか。まるで貴族になったような気分である。

ものすごくマズイのは何でだろう。吐き気がしてきた。


●パターン12●
カレー




カレー。



カレーライス。

怒られそうなので、もうやめます。





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