日記帳。



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2oo2.11.o3____ベンチのサインは敬遠だけど そうよ勝負よ

巨人の松井が大リーグに行くって言ってるよ。
いい球団が見つかればいいね。

ぼくはそこそこ野球好きである。
ちょうど原辰徳の黄金期に少年時代を過ごしたぼくは、どうしても巨人の応援をしたくなってしまうため、いつのまにやら「巨人ファン」ということになっている。自身ではソレと強く意識したことはないのだが、「どこのファンか」と訊かれたら、ま、巨人のファンかな?と答えるだろうから、まぁファンという定義はそんなもんだろう。

ここ名古屋では、野球好きの人間を3つに大別できる。それ以外のマイノリティーも多少はいるのだろうが、統計上はこの3つとして問題はない。

[1]中日ファン
[2]巨人ファン
[3]アンチ巨人

地元なのだから当然[1]が多い。5割くらいだろうか。
[2]はどの地域にもコンスタントに存在し、名古屋も例外ではない、といった感じで、2割くらいはいる。
そしてけっこう多いのが[3]。巨人が負ければそれでよい。巨人はずるい。巨人は卑怯。巨人が勝っても面白くない。
固定のひいきチームを持たない彼らは、開幕当初は阪神を応援する傾向があるが、中盤当たりでヤクルトへと移る。弱いチームに勝って欲しい(?)、そんな下克上な戦国武将は意外に多いのだ。


今年は巨人が優勝したが、さて、よく考えてみれば、それは至極当然の結果だ。
どう考えたって強すぎる。負けるはずが無い。お金のかけ方が違うのだ。よい選手が揃いすぎている。ナガシマが監督をしていて、ちょうどよかったくらいだ。おい。

監督が交代し、負ける要素が見つからない。予想通りの結末に、ドラマもミラクルも感じられない。あるのは「強い者が勝った」という事実のみ。

つまらない。それじゃつまらない。そんな機械的に勝者が決まっちゃいけない。
個人のチカラの足し算がそのチームの強さを律するのなら、「チーム」って何?スポーツのダイゴミってそんなんじゃないだろ?そもそも個人というのはチームのためにウンヌン、と、あつぅく野球界全体の発展を願ってる人、それが[3]なのだろう。


今回の松井の大リーグ進出は、[1]〜[3]のすべての人間において好ましく感じられたという。
それは、「おもしろくなりそうだ」という漠然とした期待感が大きいからにほかならない。野球好きの人は、自分のひいきのチーム以外であっても、その他球団の中の「個人」が「嫌い」なわけでは決してない、ということだ。

なんてことはない、[1]〜[3]をアウフヘーベンさせる言葉はただ1つ、
『おもしろい野球が好きである』
それに尽きるってこと。おもしろい野球が観たいだけで、敵とか味方とか、そんなんじゃないんだよねぇ。



ちなみに、ぼくは巨人ファンですが、それでも江川と徳光は・・・・・・ちょっとどうかと思う。


2oo2.11.o4____でっんせっんにっ♪

きょう、すずめがけんかしてた。
そんなことあるんだね。

・・・もしかしたら、じゃれてただけかもしれないけど。

でも、跳び蹴り喰らわしてたからなぁ・・・。


2oo2.11.o7____わたし金持ち そーりゃいいね

ぼくのガッコの今年の流行語大賞は、


「野依効果」


これ以外には考えられないでしょう。
この言葉は、野依氏のノーベル賞受賞に端を発する、化学科にもたらされた様々な脚光と、それによる化学科に属する者の生活環境の変化を指すものであって、一般的にポジティブな意味で用いられます。以下に例を示すので、とにかくそれを見てもらおう。



使用例1・高校生対象の化学科一日体験

「お、おい、実験器具、何人分用意してあるんだっけ・・・?」

「・・・60人分ですよ。毎年そうじゃないですか」

「そうだよな・・・。で、この教室には何人いる?」

「・・・ざっと150人ですかね・・・。教室に入れなくて、帰った人もいましたよ」

「・・・。」

「野依効果ですね」

「・・・くじ引きでも作るか」

「・・・じゃあ、ぼくが赤いマルを60個書きます」



使用例2・大学入試

「お、おい、なんか今年、うちの大学の理学部を受ける人、去年の1.5倍になったらしいぞ」

「やっぱりな」

「野依効果だな」

「単純だよなぁ・・・」



使用例3・国家予算

「お、おい、今日のニュース見た?」

「見た見た、COEだろ?」

「二億ももらえるなんてすげーな。やっぱり野依効果だな」

「・・・野依、独り占めするんじゃねぇか?」



などなど、例を挙げればマイキョにイトマがない。
使用例3に見られるCOEとは、

『大学院博士課程の専攻科を対象に、5年間にわたって1億〜5億円程度の予算を配分し、世界最高水準の大学作りをする事業。(毎日新聞)』

であり、今年はうちの大学の化学科に、文部省から二億円の研究費が支給されたのだ。皆さんの血税がこんなところに使われているのだと思うと、ホントにもうしわけないです。
それで、大学内であれやこれや分配されて、うちの研究室には1000万円が割り当てられた。
この臨時収入は、はっきり言って大助かりだった。なにせ、本年度のうちの研究室の予算、

8月あたりでもう使い切っちゃったんだもん。

地獄の借金生活、ノンストップで突っ走る火の車。試薬こぼしたときにペーパータオルでふき取ろうとしたら、
「もったいない。新聞紙で拭け」
とか言われた日にゃぁ、あたしゃぁ悲しくて涙も出やぁしなかったよホントに。冗談で言ったんだとは思うが。

とりあえず数年間は、金銭面では苦労しなくてすみそうですな。
『間接なんとか研究費』とかいうやつをもらえるらしくて、どうやら消耗品に対する補助金らしい。これでもう、ペーパータオル使い放題である。

なんか半年に一回ずつ審査があって、どれだけ使ったかを報告しないといけなくて、あんまり使ってないようだと次回から減らされるようだが、ま、その心配はしなくてもいいだろう。お金が使い切れないことなどありえないさ。

とりあえず、次の審査は年末だ。だからあと二ヶ月以内に1000万円を使い切れば良いわけだ。

さぁ、何に使おうかな。1000万円ぶんの消耗品だから・・・・・・。





・・・・・・いや、むちゃ言っちゃいけませんて。




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